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【レダーフ国】

 

四季があり漁業が盛んな国。

人口も多く国の規模として世界 最大を誇るレダーフの城下町は城を中心に六区画の円形に広がる。

レダーフ国には宮廷騎士団があり、騎士団長を ヴェルネストが務め、直属の部下のキュール、宮廷魔術師の テレサがそこに属している。

 

 

・壱番街…平民地区。ギル、テレサの住まいがある。

・弐番街…平民地区。イルミナとサマリーの住まいがある。

・参番街…平民地区。民営(個人経営)のギルドがある。

・四番街…上流階級の貴族などが屋敷を構えている。

       キュール、ハイネ、ヴェルネストの屋敷もここ。

・伍番街…露店や商店が並んでいる。海側に位置し、港へは伍番街の奥から道が繋がる。

・六番街…国営ギルドがある。教育機関、病院等もこの区域。

 

 

城下町周辺にはいくつが街があるが、その中でもサマリーの 出身地であるカーランドの街が最も大きい。大陸の北には 一年中雪に閉ざされたグラキエスという街があるが、あまり外交が無く情報が不足している。

レダーフ国には「レダーフの塩」という特産品がある。

【ヴァルーチェ国】

 

商業が盛んな国。

人の出入りが激しく活気に満ち溢れている。

中立国という立場で知られているが、レダーフ国とは貿易が 盛んで親交が深い。

一年を通して暑い気候で、ヴァルーチェ 国の地域の民族特徴として肌が浅黒く髪の毛の色素が薄い傾向が見られる。ギルやライオットの出身地でもある。

国の北東にはエルフの集落であるファーレルの森が広がり、 南西は広大な砂漠地帯となっている。ヴァルーチェ国の特産品には、ナツメヤシから作られる 「ヴァルーチェの砂糖」がある。

砂漠の一帯が栽培所として 整備されており、レダーフの塩と並ぶ世界中で重宝される甘味料となっている。

【ウィルダネス国】

 

魔術の発祥とされる国。

国としては小規模だが、有数の魔法 学校が存在し数多くの優秀な魔法使いや学者を輩出している事から一目置かれている。

気候は肌寒い日が多く、作物などの栽培はほとんど行われて いない。

代わりに、触媒石を使った新しい技術や動力の研究 が行われている。

【ベルラーン帝国】

 

治安が不安定な軍事大国。

国独自の宗教が信仰されている。

武力に物を言わす国柄からか、魔術の盛んなウィルダネスを 良く思っていない。

ベルラーンの近郊地域には遺跡があるという噂がある。

 

【触媒石】

 

海中や鉱山で発掘される石。人々の生活  を支える電気を生み出す動力源、魔術や 精霊術を行使する際の媒体、ゼーレ除け  のペンタクルの材料や祭事にも使用され  重宝されている。

 

【ゼーレ】

 

強い想いがあり死にきれなかった人間の思念 が形象化して魔物になったものの総称。ゼーレの形状は多種多様で 人型のものなども珍しくない。街の城壁や船などには、ゼーレ除け のペンタクルを埋め込むのが常となっている。

 

【賞金稼ぎ】

 

ギルド(職業安定所)で仕事を 請け負ったり斡旋してもらったりしている人たちの事。賞金稼ぎはポピュ ラーな職業であり、稼ぎも良いことから少しでも腕に覚えがある人間は 一般職に就くよりも賞金稼ぎになる事が多い。ギルドの仕事の内容は主に ゼーレ退治だが、八百屋の店番や結婚式のエキストラなどもあるらしい。

 

【精霊】

 

四代元素の地水火風が一般的で、それぞれ 「ベヒモス」「ヴォジャノーイ」「サラマンダー」「ジン」。精霊の力を より大きく受けるには一定の条件が必要で、4つの精霊の力を全て一つの 列、直線状に集める事が鍵だと言われている。サマリーは魔法学校でこの あたりの理屈などが理解できなかった模様。

【魔術・精霊術】

 

・魔術…術者自身が練り上げた力が元となる。触媒石を介して精霊の力を 借り、自身の力を増幅して行使する術の事を指す。あくまでも素質や知識 が無いと行使できない術である。素質はともかく、知識に関しては魔法 学校で学ぶ事が可能。

 

・精霊術…触媒石を介して精霊の力を借り、そのまま精霊の力を使う術。 精霊術は魔術の素質が無いものも触媒石さえあれば行使する事ができる。

 

【エルフ・ダークエルフ】

 

亜人種。共通の特徴として、耳が尖っている、長身、寿命が長い、魔力 に長けているなどがあげられる。エルフが回復系の魔術を得意とする半面、ダークエルフは呪術などを得意とする。

ダークエルフに限り肌 の色が浅黒い、オッドアイなどの若干の外見的差異が見られる。

【海賊】

 

典型的な絵に描いたような海賊から、無益な戦 闘や略奪行為などはせず海に眠る触媒石などを探す事が目的の海賊など 様々な者たちがいる。後者のような海賊は国からも黙認されている。

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